- 読書量が多い人は収入が高くなるって本当?
- 本をたくさん読むとどんなメリットがあるの?
- 本をたくさん読める人になりたい!
こんな悩みや疑問を解消します。
読書量が多い人は知識が豊富で頭が収入が高くて、顔つきが違うと解説しているメディアもあります。しかし、当たっている部分もありますが、世間の解釈には誤解も多いです。なぜなら、本をたくさん読むだけでは収入も上がりませんし、顔つきも変わりません。本を読んでも行動が伴わなければ変化はないからです。
本を読んで、学び、行動することで、収入が上がったり顔つきが変わったりすることは事実です。実際に、この記事を書いている私自身が自己啓発書を読んで転職と禁煙とダイエットを成功させました。
» 詳しくはプロフィールを参照
マイナビが行った調査でも、1か月に読む本の量と世帯年収には相関関係があり、年収が高い人ほど読書量が多いことがわかっています。
» マイナビキャリア年収と読書量の相関調査(外部サイト)
収入が高い人はお金と時間に余裕があるから、たくさん本を買って読めるだけじゃないの?
その可能性も否定できません。でも1冊の本で人生が変わったと言う人は数多くいますし、本には人を動かす力があるのは事実です。読書量が増えれば人生を変える1冊にも出会いやすくなりますよ。
そこでこの記事では、読書量の多い人の特徴と習慣について解説していきます。
- 読書量が多い人の5つの特徴
- 読書量の多い人がやっている習慣
- 読書量を増やすための3つのコツ
この記事を読めば、あなたも読書量を増やすヒントが見つかります。
読書量が多い人の5つの特徴
読書量の多い人には、共通する特徴があるのをご存知でしょうか?実は、彼らの習慣や思考パターンには、興味深い共通点が隠れています。
上記の特徴は、読書を通じて培われる能力であり、同時に読書量を増やす原動力にもなります。
好奇心が旺盛
読書量の多い人の最大の特徴は、旺盛な好奇心です。読書家は常に新しい知識や情報を求め、さまざまなジャンルの本に手を伸ばします。好奇心が旺盛な人の特徴は以下のとおりです。
- 多様なジャンルの本を読む
- 未知の分野にも積極的に挑戦
- 疑問を持ったらすぐ調べる
好奇心旺盛な人は、一つのテーマから派生するさまざまな疑問を持ち、その疑問を解決するために、さらに多くの本を読みます。しかし、興味のない本を無理に読む必要はありません。むしろ、自分の興味を大切にし、そこから徐々に範囲を広げていくことが大切です。
好奇心を育てるには、日常生活の中で「なぜ?」と考える習慣を身に付けるのが重要です。小説などの物語には登場人物の数だけ「なぜ?」が含まれており、考える習慣をつけるのにおすすめできます。
» 小説を読むメリットを解説:脳へ好影響を与える方法
好奇心は読書の原動力!興味の芽を大切に育てよう!
時間管理が上手
読書量の多い人は、総じて時間管理が上手です。時間管理のコツは以下のとおりです。
- 優先順位をつける
- 隙間時間を活用する
- 読書時間を予定に組み込む
時間管理が上手な人は、読書を重要なタスクとして認識しています。そのため、他の活動と同じように、読書の時間も確保します。しかし、時間管理に固執しすぎると、かえってストレスになる可能性があるので注意してください。柔軟性を持ち、その日の状況に応じて調整することも大切です。
集中力が高い
読書量の多い人の特徴として、高い集中力があげられます。本の世界に没頭し、周囲の雑音や誘惑に惑わされることなく読み進めまるのが得意です。
どうすれば高い集中力を維持できるの?
集中力を高めるコツは、以下を参照してください。
- 読書専用の環境を整える
- ポモドーロ・テクニックを活用
- 瞑想や深呼吸で精神を整える
長時間の集中は精神的な疲労を引き起こす可能性があるので注意しましょう。適度な休憩を取り、リフレッシュすることも大切です。集中力を高めるコツは、まず短い時間から始め、徐々に集中時間を延ばしていくことです。集中力を高めるのは筋トレと同じで、続けていれば徐々に向上します。
記憶力が良い
読書量の多い人は、驚くほど優れた記憶力を持っています。彼らは読んだ内容を長期的に記憶し、必要な時に素早く思い出すことができるのが特徴です。記憶力のいい人は、単に本を読むだけでなく、内容を深く理解しようと努めます。本を記憶するコツは、誰かに教えるつもりで読むことです。
誰かに教えるつもりで読書をすることをアクティブリーディングと呼び、普通に読むよりも何倍も記憶に定着します。ただし、すべての情報を完璧に記憶する必要はありません。重要なポイントを選別し、それを中心に記憶する技術も大切です。
語彙力が豊か
読書量の多い人は語彙力が豊かです。さまざまな本を読むことで、多様な表現や言葉を自然に習得しているのが理由です。語彙力を増やすためのコツは、以下のとおりです。
- 新しい単語をメモする習慣
- 同義語辞典を活用する
- 学んだ言葉を実際に使ってみる
語彙力の豊かな人は、適切な言葉を選んでコミュニケーションを取ることができるので、ビジネスや人間関係において大きな強みを持っています。しかし、難しい言葉を使いすぎると、逆効果になることもあります。相手や状況に応じて、適切な言葉を選ぶ能力も必要です。
ビジネス書や自己啓発書ばかりを読んで頭でっかちにならないように注意しましょう。
読書量の多い人がやっている習慣
読書量の多い人には、共通する習慣は以下のとおりです。
上記の習慣は、読書量を増やすだけでなく、読書の質も向上させます。各習慣について詳しく解説します。
毎日決まった時間に読書
読書量の多い人は、毎日決まった時間に読書をする習慣があります。習慣化することで、読書が日常生活の一部となり、自然と読書量が増えていくのが特徴です。習慣を身に付けるコツは以下のとおりです。
- 読書時間を予定に組み込む
- 小さな目標から始める
- 読書環境を整える
毎日決まった時間に読書することで、脳が読書モードに切り替わりやすくなります。ただし、無理に長時間読もうとすると、かえって読書が苦痛になってしまう可能性があるので注意してください。読書習慣を身に付けるコツは、自分のライフスタイルに合わせて無理のない計画を立てましょう。
朝活で読書を選択する人も増えており、朝読書は時間のない忙しい人にもおすすめです。朝の脳はフレッシュな状態なので、記憶への定着率も高いのが特徴です。最初は10分程度から始め、徐々に時間を延ばしていきましょう。
» 朝に読書をするメリットを解説:大人の朝読書は最高の習慣
本を常に携帯する
読書量の多い人は、どこへ行くときも本を持ち歩いています。電車の中や待ち時間など、ちょっとした隙間時間を活用して読書ができるので、自然と読書量が増えます。
でも本を常に携帯するのは重いし大変だな。
そんな人は小さい文庫本や電子書籍がおすすめです。
いつでも本が読める環境があれば、読書への意欲も自然と高まります。本を買った直後は読書モチベーションが一番高まっているときなので、買ったばかりの本は常に持ち歩くようにしましょう。
複数の本を並行して読む
読書量の多い人は、複数の本を同時進行で読んでいることが多いです。その時の気分や状況に応じて読む本を選べ、読書の幅が広がるからです。こ複数の本を並行して読むコツは以下のとおりです。
- ジャンルの異なる本を選ぶ
- 読書の目的ごとに本を分ける
- 各本の進捗を管理する
複数の本を並行して読むことで、さまざまな知識や視点を同時に得られます。しかし、あまりに多くの本を同時に読むと、内容を混同してしまう可能性があるので注意してください。自分のペースに合わせて、適切な数の本を選ぶことが大切です。
読書ノートをつける
読書量の多い人は、読んだ本の内容を記録する習慣があります。読書ノートをつけることで、本の内容を整理し、より深く理解することができるからです。読書ノートをつけることで、本の内容を長期的に記憶に留めることができます。後で読み返すことで、新たな気づきを得られることも魅力です。
ただし、ノートを取ることに集中しすぎて、読書の楽しさを失わないよう注意が必要です。バランスを取りながら、自分なりの方法を見つけていきましょう。読書ノートをつけるコツは、形式にとらわれず、自分にとって使いやすい方法を選ぶことです。
ノートに書くのが面倒なら、SNSに書き込んだりブログに書いたりするのもおすすめです。
図書館をよく利用する
読書量の多い人は、図書館を積極的に活用しています。図書館では、多様なジャンルの本に無料でアクセスでき、新しい本との出会いも期待できるからです。図書館を上手に活用するコツを以下のとおりです。
- 定期的に通う習慣をつける
- 新着本コーナーをチェックする
- 司書さんに相談する
図書館を利用することで、経済的負担を気にせず多くの本を読むことができます。静かな環境で集中して読書を楽しむこともできるのも魅力です。図書館を上手に活用するコツは、自分の興味のある分野を広げながら、新しいジャンルにも挑戦することです。
私も図書館をよく利用しています。複数の本を並行して読むにも、お金のかからない図書館の利用はおすすめです。
読書量を増やすための3つのコツ
読書量を増やす3つのコツは以下のとおりです。
興味ある分野から始める
読書量を増やすための第一歩は、自分が興味を持てる分野の本から読み始めることです。本選びのコツは以下を参考にしてください。
- 好きな映画や音楽のジャンルから探す
- 尊敬する人のおすすめ本を読む
- 本屋で気になる表紙の本を手に取る
興味ある分野から読書を始めることで、読書の楽しさを実感できます。そして、その楽しさが次の本を読むモチベーションになっていきます。ただし、興味ある分野だけに偏ってしまうと、知識に偏りが出てしまう可能性もあります。徐々に、新しいジャンルにも挑戦してみるのがおすすめです。
スキマ時間を活用する
読書量を増やすための効果的な方法の一つが、隙間時間の活用です。通勤時間や待ち時間など、日常のちょっとした空き時間を利用することで、驚くほど読書量が増えていきます。スキマ時間活用のコツは以下のとおりです。
- 電車やバスの中で読書する
- 昼休みに短い本を読む
- 寝る前の15分を読書時間にする
スキマ時間を活用することで、忙しい日々の中でも読書の時間を確保できます。短時間でも読書をすることで、リフレッシュ効果も期待できるのも嬉しいポイントです。
スキマ時間を上手く活用するには、電子書籍やオーディオブックなどのアプリを推奨されます。スマホ一つでどこでも本を楽しめるので、読書習慣を身に付けるには最適の方法です。
» オーディオブックとは?メリット・デメリットを徹底解説
スキマ時間は宝の山!上手に使って読書マスターになろう!
読書の目標を立てる
読書量を増やすためには、具体的な目標を立てることが効果的です。目標を設定することで、読書のモチベーションが上がり、継続的に読書を楽しめます。目標の立て方は以下の例を参照ください。
- 月に3冊本を読む
- 年間で100冊達成する
- 毎日30分読書する
目標を立てることで、読書の進捗を可視化し、達成感を味わえます。目標を達成できれば、次の目標へのモチベーションとなり、読書量の増加につながります。ただし、無理な目標を立てると、読書が苦痛になってしまう可能性があるので注意しましょう。
読書の目標を立てるコツは、小さな目標から始め、徐々にレベルアップしていくことです。
目標は道しるべ!一歩一歩、読書の世界を広げよう!
読書量多い人の特徴とは?読書家に共通する5つの習慣【まとめ】
この記事では読書量の多い人の特徴や習慣、そして読書量を増やすためのコツについて解説してきました。
- 好奇心と時間管理が鍵
- 日常に読書を組み込む
- 目標設定で継続する
読書量の多い人は、好奇心旺盛で時間管理が上手です。毎日決まった時間に読書したり、本を常に携帯したりする習慣があります。読書量を増やすには、興味ある分野から始め、スキマ時間を活用するのが効果的です。具体的な目標を立てることで、読書が継続しやすくなるのでおすすめの方法です。
読書の習慣化は工夫次第なんだね。明日から電車で本を読んでみようかな!
読書は知識を広げ、語彙力を高め、人生を豊かにする力があります。あなたも今日から、少しずつ読書習慣を取り入れてみませんか。新たな世界が広がるはずです。